DIY整備やってみよう 〈スズキラパンHE21S ブレーキフルード編〉

DIY整備

こんにちは

「ポンちゃんブログ」管理人のポンちゃんです。

今回はセルフ整備第1段としてブレーキフルード編をやっていきたいと思います。

前回のこちらの記事で紹介したように消耗品を自分で交換するメリットをご紹介いたしました。今回はその詳細をやっていきたいと思います。

 

今回撮影した車両はスズキ アルトラパン HE21S  平成17年式です。

軽自動車はタイヤの脱着も簡単ですし、作り自体がシンプルなものが多いので初めて整備される方にはおすすめです。

それではいってみっましょう。

目次

作業工程①タイヤの脱着

まずジャッキを使用し、後輪タイヤを外していきます。ラパンの場合は19mmのハブボルト4本で止まっています。

この辺りに関しては車いじりをしていない人でも、スタッドレスタイヤに交換したことがあると思いますので、特に問題はないかと思います。

作業工程②ブレーキフルードラインの設定

ブレーキフルードのドレン側はハブの背面にある8mmのボルトを90度程度緩めます。ブリーダーの吸引部をセットする。この時1番最初に交換するラインは左後輪からです。理由はフルードタンク(エンジン内)か一番遠いラインだからです。

下の写真、赤丸部分はすでにブリーダー吸引部をドレンに接続された状態になっています。

今回使用しているブリーダーはこちらになります。

 

実際にポンちゃんも同じものを使用していますが、問題なくフルード交換完了しました。使い勝手も問題ありませんでした、ブリーダーのトリガーにはストッパーがついてますので、自分でトリガーを握りっぱなしにしなくて良いところもグッドポイントでした。ブリーダーボトルがあることで液面を気にしなくて済むのも非常に使いやすかったですね。

作業工程③フルードタンクに給油ボトルの設定

次にエンジンルーム内にある、ブレーキフルードタンクにフルードを充填していきます(下の写真参照)。今回ブレーキブリーダーに充填用のボトルが付いており、ボトルをタンクに突っ込んでおくと液面が保たれ空気が入ることがありませんので、一人での作業も難なくクリアできます。

ブレーキフルードタンクに給油ボトルをセットできたら、ブリーダーのトリガーを引くだけで古いフルードを排出してくれますから、楽チンです。

ちなみに古いフルードは黄色味が掛かった色をしており、新しいものは銘柄にもよりますが透明に近い色をしてますから、ブリーダーの吸引ホースの中のフルードの色を見ていれば色が変化していくのがわかると思います。

透明になればフルードライン内が新しいフルードに交換されたことになりますので、8mmのドレンボルトを閉めてブリーダーのトリガーを解除してください。

この方法を左後輪→右後輪→左前輪→右前輪の順にやっていけばオッケーです。

ブレーキフルードを交換するにはブレーキを踏んでもらって二人でやる方法もありますが、間違いなくブリーダーを使用した方が効率が良く、ブリーダーの購入費用はすぐに元が取れてしまいますので、おすすめですね。

値段もお手頃ですから一度買ってしまえば2年に1回訪れる車検時のフルード交換費用を抑えることができますね。

記事のまとめ

①タイヤの脱着

②ブレーキフルード排出ラインの設定

③フルードタンクに給油ボトルの設定

こんな感じで大まかに説明してきましたが、正味30分ほどの作業です。不慣れな方であれば1時間ほどの作業になるかと思いますが、ゆっくり焦らずにこなしていけば、できる作業です。

しかしブレーキラインのトラブルは事故に直結するものですから、あくまでセルフ整備は自己責任でよろしくお願いします。

ブレーキフルードの交換が完了したら、確実にブレーキテストをする必要がありますから、そのまま作業を終了せず、ちゃんとブレーキが効くかを確認してくださいね、もし違和感があればやり直し、確実にエア抜きをしてくださね。

今回はセルフ整備の第1段としてフルード交換編をやってきました。少しでもできることを増やし、コスト削減を目指して頑張りましょう。

それではまた次の記事でお会いしましょう。

 

 

 

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