こんにちは。
「ポンちゃんブログ」管理人のポンちゃんです。
今日は「フィアット500のエンスーさ」について解説していきたいと思います。
フィアット500欲しいけど
イタリア車って「なんか壊れそうでこわい」
と言うイメージをお持ちの方の悩みを
一気に解決できる内容となっております。
ちなみに前回紹介したフィアット500 ディーゼルエンジンモデル1.3マルチジェット
については既に売れてしまっていました。
確認ができなかった読者様には申し訳ありませんでした。
しかし!!!
ここで一つ伝えたい事実があります。
本当におすすめのものはすぐに売れてしまうということ。
ポンちゃんは車が好きすぎてよく中古車サイトを眺めるのが
趣味になってました。
つまり誰よりも相場感が養われているわけです。
そんなポンちゃんがおすすめする車両は相場よりも
安くてリセールバリューの観点からもお勧めできるものばかりです。
これからもおすすめの車両を見つけたときは記事にあげていきたいと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
それでは本題に入っていきたいと思います。
目次
基本スペック
現実的に一般の方が乗る可能性がある
3代目フィアット500のスペックを紹介していきたいと思います。
(2代目はルパンの愛車で認知されている、がそれなりの覚悟が無いと難しい年代)
3代目 フィアット500(TYPE312)
日本正規販売は2008年の3月から始まっており、エンジンは3パターン。
ツインエア(875cc) 直列2気筒8バルブICターボ 最高出力85ps(63kw)/5500rpm
1.2(1240cc) 直列4気筒SOHC8バルブ 最高出力69ps(51kw)/5500rpm
1.4(1368cc) 直列4気筒DOHC16バルブ 最高出力100ps(74kw)/6000rpm
フィアット500は基本セミオートマと呼ばれる
ミッションが入っておりこれがまた
日本車に慣れている方には違和感のあるフィーリングです。
なかなか文字で説明するのは難しいのですが
「ギッタンバッコン」こんな感じですかね。
セミオートはオートマ車のようにアクセルだけを踏み続ける乗り方
さらにはシフトアップ、シフトダウンを自分で操作する乗り方の大きく二通りあります。
ちょっと走らせたい気分の時にはミッション車をさばくイメージで
軽快に走らすこともできます。
イタリア車のミッションは独特で
トルクコンバーターを搭載しておらず
日本車のようなクリープ現象はありませんので
初めて乗る方はなおのこと違和感だと思いますが
このダイレクト感のある乗り味はまさにイタリア車だと思います。
2012年に登場したツインエアスポーツプラスは5MTで登場しました。
2013年にMT車専用の名前が与えられエンジンは
ツインエアのみで500Sと言う名前で登場しました
(並行輸入車に関しては1.4の6MT等も存在)
ミッション車は販売台数も少なく、某中古車サイトで検索したところ35台ほどでした。
維持費
車を所有するとかかるのが維持費ですね
この維持費と言っても何にお金を払っているのか理解してない人少なく無いはず。
1自動車税/年1回
2重量税/車検時
3自賠責保険/車検時
3手数料・印紙代/車検時
5民間保険
6整備費
大まかにこんな感じになると思います。
まずは自動車税。
これはツインエアを選ぶか、1.2または1.4を選ぶかで少々変わります。
ちなみに自動車税は1年に1回払う税金ですので、1年間の自動車税は下記の通りです。
ツインエアは1リットル以下ですので29,500円。
1.2及び1.4は1.5リットル未満ですので34,500円。
続いて重量税。
重量税は車検証記載の車両重量に対して金額が決まっています。
ツインエアの車両重量は1010kg(グレードにより増あり)ですので重量税は1.0~1.5トン以下13年未満で24600円(車検時)。
1.2では990kgですので0.5~1.0以下13年未満で16,400円(車検時)。
1.4では1020kgですので1.0~1.5以下13年未満で24,600円。
これを見て分かるように1.2のみが1トンを下回っており
やや重量税が抑えられことになります
しかし重量税は車検時に払う税金ですので2年に1回であることを忘れてはいけません。
つまり1年間の維持費を見る上ではその金額の半額が1年間の重量税となるわけです。
ツインエアと1.4は24,600円の半額の12,300円が1年間の重量税。
1.2は16,400円の半額8,200円が1年間の重量税。
余談ですが、1010kgと言う絶妙な重量を見ると
あと少し減らしてくれたらと思ってしまうのは私だけでしょうか?笑笑
この辺りの固定費がじわじわ効いて来るわけです。
とは言っても、そもそも日本の税制に合わせて作っていませんので仕方ないことですね。
3 自賠責保険
これは各保険会社によっても割引等によって多少前後しますが
三井住友海上の自賠責を参考にさせていただきます。
継続車検では24カ月契約となりますので自家用乗用車は21,550円。
自賠責保険も車検時に更新するものですので
こちらも2年に1回ということになりますね。
自賠責保険は排気量や重量税に左右されることなく
一律ですのでこちらはツインエアも1.2も1.4も同金額の
21,550円と言うことになります。
4 手数料
普通車であれば手数料は1,800円となります。
こちらも車検時に絶対にかかる費用です。
5 民間保険
こちらは等級や保険会社、加入する条件によって大きく変わってきますが
ポンちゃんの保険料を例にとって記載させていただきます。
ポンちゃんの保険の加入方法は基本的には対人対物無制限これのみです
1家に1台は弁護士特約をつけることをお勧めしますが。
車両保険に加入しない理由
1 保険料が跳ね上がる。
2 10万円以下くらいの傷や事故等では等級が下がることを考えると結局使えない。
3 保険はほんとにどうしようもない事態にのみ発動すれば良いと言う考え。
民間保険の加入に関しては個人の考えがあるので
これはあくまでポンちゃんの一例ですので
個人の考えを否定するものではありませんのでご了承ください。
6 整備費
エンジンオイル
ミッションフルード
ブレーキフルード
クーラント
デュアロジックオイル(ディーラーで1万前後)
この辺りが、基本の消耗品になってくるかと思います。
ちなみにデュアロジックに関してはメーカーではメンテナンスフリーとなっており
デュアロジックオイルはドレンも用意されておりませんので素人による交換は
少し難易度が高いように感じます。
メンテナンスフリーであるがよく壊れるポイント。
デュアロジックは油圧でミッションのギアの入れ替えを行う場所で
ここのトラブルによりミッション交換になる確率が割と高いです。
修理となるとまさかのミッションの調子の悪いところだけ変えることはできないため
ミッション丸ごと交換となります。
ここが痛い。
つまりミッションの不調=ミッション丸ごと交換と思ってもらってちょうど良いかと思います。
ミッション交換が30万円前後です。
これはディーラーでも多少値段の誤差がありますので
気になる方はお近くのディーラーまでどうぞお問い合わせください。
維持費のまとめに入りたいと思います。
自動車税
ツインエアは1リットル以下ですので29,500円。
1.2及び1.4は1.5リットル未満ですので34,500円。
重量税
ツインエアと1.4は24,600円の半額の12,300円が1年間の重量税。
1.2は16,400円の半額8,200円が1年間の重量税。
自賠責保険
継続車検では24カ月契約となりますので自家用乗用車は21,550円の半額の10,750円が1年間の自賠責保険。
手数料
1,800円の半額900円が1年間の手数料。
民間保険
ポンちゃんの加入していた保険32,000円(対人対物無制限のみ)
整備費
重整備が入る年と、そうでない年で差がありますが、平均でならすと5万円程度でした(セルフ整備)
ツインエア135,500円(任意保険3.2万・整備費5万込み)
1.2 136,350円(任意保険3.2万・整備費5万込み)
1.4 140,450円(任意保険3.2万・整備費5万込み)
こんな感じの結果になりました。
今回あえて、任意保険3.2万円と整備費5万円を入れて計算しています。
最低限の費用となると、任意保険と整備費は省いて計算することもできましたが、実際所有する場合は任意保険(対人対物無制限)は必要でしょうし、最低限のオイル交換代やブレーキパッドの交換代も必要だと思いますので今回は入れて計算させてもらいました。
あくまでポンちゃんの一例ですのでこれと一緒とはいかないこともあると思いますのでご了承ください。
今回の維持費の結果を見てどうでしょう?
高いと感じた方
それとも安いと感じた方両方だと思います。
個人的にはイタリア車って意外と故障しないんだなぁ。
そんな印象でした。しかし日本車ほど優秀でないことも確かです。
エンスーさ
フィアットの最大の持ち味はなんと言ってもエンスーなとことでしょう。
あの小さなボディからは考えられない程の、オーラがあります。
日本車の軽自動車と同じくらい
またはそれより小さいあのボディで全く貧相に見えないと言うこと。
どこか余裕感を感じさせるオーラも好きですね。
見た目以上に車幅があり(1625mm)どっしりと見えるところもグッドですね。
実際にドアを開けて思うことは軽自動車のようなドアの軽さではありません。
非常にずっしり感があり、重厚な感じがします。
ツインエアの2気筒エンジンは独特のエンジンサウンドに
フィーリングがまたフィアットの雰囲気似合いますね。
4気筒と検討せれている方はぜひ両方試乗してからの購入をお勧めします。
まとめ
今回紹介したフィアットですが
初期の方に生産された年代は非常に値段も下がっており
購入しやすい金額になってきました
低額でイタリア車を楽しめれば非常に満足感も高いのではないでしょうか。
ポンちゃんのお勧め車両は。
2012年式 ツインエアスポーツプラス5MT。
2013年以降 500S(5MT)です。
並行輸入ディーゼルエンジンモデル。
理由としては、
1 値段が100万円以下の車両がちょこちょこ出てきている。
2 デュアロジック(ミッション)のトラブルが多いためマニュアルの方が安心感が大きい。
さらにポンちゃんはマニュアル車大好きなので
MT免許がある方は断然こちらの方がお勧め。
*デュアロジックはオートマでもミッション車のようなフィーリングが楽しめる点では、他の車と違う面白さもあるので、奥様や彼女、MT免許のない方にはお勧めですが、ミッションのトラブルが起きたときの費用30万円は別で確保しておいた方が吉といった感じです。
3 現行の500より前期の方がレトロかんがあってエンスーさを感じる。
4 ツインエア(2気筒)エンジンの方が
フィアット500のキャラクターに合っていて個人的に好き。
「トコトコトコ』こんな感じの音を出すエンジンで
なんとも愛くるしい印象があり
キャラ立ちしているフィアット500の雰囲気を一層出してくれる。
今回ポンちゃんの独断と偏見でお勧めさせていただきましたが。
個人によって感じ方は様々ですので
今回の記事は参考に、実際に乗って感じてもらえればと思います。
最高の車ライフを。
また次回の記事でお会いしましょう。
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