こんにちは
「ポンちゃんブログ」管理人のポンちゃんです。
最近よくラーダのニーヴァとすれ違うんです。
???
おそらくですがラーダ????
ニーヴァ???
こんな感じの方が多いのではないでしょうか??
今回はロシア最大の自動車メーカー「アフトヴァース」のブランドであるラーダについてやっていきたいと思います。
ラーダは会社の名前。つまりトヨタみたいなもんです。
ニーヴァは車体の名前。つまりカローラみたいなもんです。
それではいってみましょう。
ニーヴァという車
ニーヴァは1977年に製造され現在2020年ですから、43年が経過し今なお新車で製造されている歴史の持ち主です。
あれっ??それってGクラスの歴史に近くない??
ブタ君良いところに気が付いたね、車リテラシーがついてきてる!!!
そうなんです40年間同じ車を作り続けるってそんな簡単にできることじゃないんです。こんな歴史を持っている車は圧倒的に少数派で、こんな歴史の車を作ることはとっても難しいんです。
1この車はフィアット124をベースにしボディ、4WDシステム、足回りをラーダが設計しています。搭載されるエンジンは直列4気筒SOHC1.6Lガソリンエンジンまたはマルチポイント式インジェクション式GM製1.7Lガソリンエンジンを搭載しています。
1.6Lエンジンの馬力は72馬力。
1.7Lエンジンは83馬力。
車両重量1285Kg
1.6Lエンジンのパワーウエイトレシオは17.85kg /psですね。
パワーウエイトレシオってなんやねん。
簡単い言うと馬一頭が担ぐ重さのことだよ。つまりニーヴァは1馬力あたり17.85kg担いで走っていることになります。
それじゃあここでブタ君に問題
- G550 2015年式
- 総排気量5461cc
- 最大出力387ps
- 車両重量2480kg
- フェラーリ488GTB
- 総排気量3902cc
- 最大出力670ps
- 車両重量1370kg
この二台でどちらの方がパワーウエイトレシオに優れているか??
皆さんだいた想像はできましたか??
そんなのフェラーリに決まってる!!
そう答えはフェラーリ488GTBの圧勝
G550のパワーウエイトレシオは2480kg÷387ps=6.4ですから1馬力あたり6.4kg担いで走っているわけですね。
それに対してフェラーリ488GTBは1370kg÷670ps=2.0ですから圧倒的に1馬力あたりが負担する重さが圧倒的に軽いわけですね。
パワーウエイトレシオは数値が小さいほど良い!!
単純に排気量ではG550の方が大排気量ですが、排気量だけではその車のスペックは知ることができません。車のスペックを知る上でパワーウエイトレシオを知ることも大事な指標になるわけです。
車購入時の一つの指標に入れてみても面白いかもしれませんね、スポーツカーの走りが気持ち良いのもこの数字が関係してくるとこはありますから、色々な車のパワーウエイトレシオを計算してみても面白ですね。
それでは本題に入りましょう、ニーヴァのパワーウエイトレシオは17.85kg/psですのでいかに鈍足であるかがわかっていただけたでしょうか?
ものすごく非力なエンジンを搭載してるわけです。もちろんこの手の車で高速をぶっ飛ばしたりするわけでも、急加速するわけでもないので必要最小限といった方が正しいかと思います。
ニーヴァは買いなの??
2020.10.1現在某中古車サイトで確認すると
ニーヴァは3件しかヒットしませんでした。
しかも走行距離を走っているっものがないため値段も最安値で総支払い金額285万円。
ちなみにロシアではエアコン付きのモデルで56万6900RUBですから日本円にしてなんと約85万円程度!!めちゃくちゃ安い!!日本で言うところのジムニーみたいな感覚なんですかね。海外には軽自動車のジャンルがありませんからジムニーシエラといった方が正しいかもしれませんね。シエラを購入検討されていて、みんなと同じは嫌だ!!そんな考えの方にはなかなか面白い車かもしれませんね。ただ日本の販売価格が高い!!安くなったら間違いなく売れるデザインだと思うんですがね。
正直この供給量の少なさは逆にリセールに大きく影響しますから評価できるポイントにはなるのですが、300万円近い金額になると多くの車両がライバルに入ってくることを思うと、現時点では買いではない!!こんな感じになるわけです。
しかし現段階では正直ニーヴァ自体の認知度が引くことから需要がまだ少ないわけです。供給量も少ないですが、需要も少なく希少性がまだ高まっていない感じですね。
現在のこの高値は販売店が強気に値付けしている感じですね。圧倒的に台数が少ないですから、まずは高めに設定している、しかし車両は売れていない。こんな感じだと思います。
これが昨今のキャンプブーム等でSNSを通じ認知度が上がり、欲しい人(需要)が増えると値段も高くなるわけです。ですからこの先この車がどういった動きをするのかはわかりません。もしかしたらものすごく価値のある車に化けるかもしれませんね。Gクラスのような歴史のある車ですから。
あなたはどんな車に価値を感じますか??
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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