ハイブリッドカーのブレーキてコンピューターで制御とかされてないの?
目の付け所が良いね!その通りだよ!電子制御されてるから、今までの車と同じってわけにはいかないけど、ちょっとした手順を踏めば通常の車と同じだよ。
今回はプリウス30後期のブレーキフルードの、交換をやっていきたいと思います。
なかなかハイブリッドカーのブレーキフルードって厄介ですよね。
30はブレーキ制御禁止モードにコンピューターを使わずにできますから、セルフ整備しておきたいところですよね。
まだポンちゃんの記事を読んだことない方はプロフィールもぜひ読んでみてくださいね。
それではいってみましょう。
ブレーキフルード交換にはブレーキフルードブリーダーがあると非常に便利です。
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これがないとそもそも、一人ではできません。
まずはブレーキフルード上部のカバーを外しておきます。
ブレーキフルードタンク内の古いフルードをできる限り抜いておきましょう。ある程度抜けたらブレーキフルードブースターの補給タンクをセットしておきます。これは空気がかむのを防止してますから、間違いなくあった方が作業効率が上がります。
順番は一番遠いところからなので、左後輪→右後輪→左前輪→右前輪という順番です。
後輪はドレンの六角サイズが10mmで、フロントは8mmでした。
つまり必要な道具は
①ブレーキフルードブリーダー
②10mm、8mmメガネ又はスパナ
③コンプレッサー
④十時レンチ
コンプレッサーのない方はブレーキフルードブリーダーが使えませんから、2人法を活用してください。
実際に吸い出す前にブレーキ制御禁止モードに入れておきます。手順は以下の通りです。
①サイドブレーキを、引いた状態でブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを2回押します。②ブレーキを踏み、Nポジションへ
③ブレーキ踏み込みを5秒間に8回以上
④ブレーキを踏み、Pポディションへ
⑤ブレーキ踏み込みを5秒間に8回以上
⑥ブレーキを踏み、Nポジションへ
⑦ブレーキ踏み込みを5秒間に8回以上
⑧ブレーキを踏みPポディションへ
⑨ブレーキウォーニングランプ(黄色)が点滅すれば成功。
この状態でブレーキフルード交換を行なっていきます。
フルードの吸い出す作業は至って簡単です、タイヤを外して、ブレーキフルードドレンをメガネ又はスパナで90度ほど解放して、ブレーキフルードブリーダーのトリガーを握る!これだけです。
初めは黄色い古くなったフルードが出てきます。これが透明に変わったら新しいものにかわっている証拠なので、色が変わるまで吸い出しましょう。
この手順で4輪とも実施していきます。完了したら液面を整えて完了です。
どうでしたか?思っていたより簡単じゃないですかね?
とはいえ、DIY整備にはリスクもつきものですから、自分のリスク許容度の範囲内でやっていきましょう。
初めは誰もが整備なんてわかんないって感じだと思いますが、少しずつ覚えていけばいろんなことができるようになります。できるようになると自然と整備も、楽しくなるものです。
一つずつ、武器を手にしていきましょう。
ブレーキフルードは水を含むため2年に一度は確実にやりましょう。
つまり2年に1回のランニングコストをガッツリ下げようぜ!って話です。
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それではまた次の記事でお会いしまょう。
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