プリウスってハイブリッドカーだから、なんだかセルフ整備なんて怖いよ。
確かにハイブリッドカーは一歩間違うと危険だけど、基本は対してかわらないんだよ。
ということで、今回もお馴染みの「DIY整備やってみようシリーズ」を久しぶりにやりたいと思います。
今回の記事を読んで貰えば「プリウスのクーラント交換も簡単じゃん!」こんな風に思ってもらえると思います!
まだポンちゃんの記事を読んだことない方は、プロフィールを貼っておきますのでぜひ読んでいってくださいね。
それではいってみましょう!
まずは、ジャッキ又はスロープを使用しフロント下部に作業スペースを確保していきます。
適当な敷板をしいて、車の下に潜り込んでいき、アンダーカバーを外していきます。
ここで必要な工具は
①10mmのボックスレンチ
②マイナスドライバー
③10mmの六角レンチ
④指先の力
これだけです。
アンダーカバーには10mmのネジが6本、クリップが10個ぐらいあります。クリップはマイナスドライバーでこじると取れます。
アンダーカバーが外れたら、クーラントドレンとご対面です。位置はバンパーに向かって右下あたりです。真横から見たドレン↓
真下から見たドレンはこんな感じ。↓
先にこのドレンを解放してやりましょう(排出に時間がかかるため)。黄色のコックを反時計回りに回せば開放です。
ドレンを解放→エンジンルームのラジエーターキャップを解放。
この時間を利用してインバーター側のクーラントも抜いていきましょう。プリウスは通常のガソリン車と違いインバーター側にもクーラントがありドレンが別系統になっています。
腹下に潜るとこの画像のようなものが確認できますので、こちらを10mmの六角レンチで解放きていきます。
こちらは結構な勢いででてきます。約2L程排出されました。完全にクーラント液が排出できたら、ドレンを元に戻します。
そうこうしていると、ラジエーター側のクーラント液が排出されますので、こちらも栓を閉めていきます。(約4L程排出)
エンジンルームのラジエーターサブタンクからクーラントを入れていきます。先程排出された量が入りますから、4L程入れていきます。
入りが悪い時は下から覗き込むとラジエーターホースがありますからこちらをギュッと握って空気を排出させていきます。
インバータークーラントも2L入れていきますが、こちらの方が入りがわるいです(つまりエアの抜けが悪い)。
バンパー向かって右下にあるインバータークーラントのホースをギュっと握るとエアが排出されます。そうこうしていると、1.5Lほど入ります。
残りのクーラントを入れる際はブレーキ+エンジンスタートボタン1回でポンプが動き、液面が一気に下げることができます、一人でやる場合はタンクに多めに入れておきましょう。
ラジエーターサブタンクは『B』の位置まで入れておきます。これはエンジンをかけて暖気している際に液面が下がることを想定しての位置です。
ハイブリッドカーはエンジンをかけてもエンジン停止してしまいますから、整備モードに入れて10分くらいエンジンをかけっぱなしにしておきます。
整備モードは以下の手順で起動
①ブレーキを踏まずにエンジンスタートボタンを2回。
②アクセルを全開で2回踏み込む
③ブレーキを踏んでNポディションへ
④アクセルを全開で2回踏み込む
⑤ブレーキを踏んでPポディションへ
⑥アクセルを全開で2回踏み込む
⑦モニターに『MANTENANCEMODE』と、表示される。
⑧ブレーキを踏んでエンジンスタートボタンを1回
※解除はエンジンを停止させるだけ。
この要領でメンテナンスモードに入れることができますから、この状態で10分ほど液面を確認しながら暖気していきましょう。
液面が安定したらラジエーター側のタンクの『B』の位置から『full』の位置と『low』の位置に液面を調整しましょう。
これでクーラント交換完了です。
もちろんこれで全てのクーラント液が交換できたわけではありませんが、計6L程交換できました。
どうでしたかね?これなら出来そうと思った方がいたら是非チャレンジしてみてくださいね。
注意点としては、あくまでDIY整備は自己責任ですから、自分の知識と技術と、道具の面で出来そうな方はやってみてください。
ディーラーだと1万円弱の作業になりますが、今回は余っていたクーラントを使用しましたので0円+労力の出費だけで済みました。家計にも優しいですよね。
なにから買ったらよいかわからない方はまずこちらを参考にしてみてくださいね。
みなさんも自分でできることは自分でやって、本当に幸せを感じるとこにお金を投下していきましょう。
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